介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

介護業界では、介護記録を管理したり国保連請求があったりと、通常の管理ソフトでは管理が難しいため、専用の介護ソフトを使用しなければいけません。
しかし、介護ソフトを利用するためには、どのくらいの料金・費用が掛かるのでしょうか?
介護ソフトの料金・費用について解説します。

 

介護ソフトにかかる料金・費用は?

介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

 

介護ソフトを利用するには、どのような料金や費用などが掛かってくるのでしょうか?
介護ソフトには、パッケージやクラウド(ASP)などのタイプがあり、どのソフトを導入するかは事業規模によって異なってきます。

 

また、サービス形態によって必要とする機能も異なるので、必要なソフトも異なって来るでしょう。
そのため、一概にいくらかかるとは言えないのです。

 

料金・費用を考えるには、事業所のサービス形態や職員数、利用者数、設置されているパソコンの数・スペックなどを把握し、それに合わせてそれぞれのソフト毎に見積もりを取る必要があるのです。

 

それぞれのソフトは、一度導入したら3年から5年は同じものを使用することになるでしょう。
それを前提として、毎月どのくらいかかるのかのランニングコストを計算してみれば異なるタイプでも比較しやすいでしょう。

 

パッケージ型の料金・費用

介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

 

パッケージ型の介護ソフトの場合は、導入する際に一括で料金を支払う買い切りタイプが多く、その場合は毎月固定の料金が発生することはありません。
その代わり、導入時に支払う初期費用が高額になります。

 

しかし、初期に一括で支払うということは、それ以降に料金がほとんど発生しないということなので、長く使い続けたい場合はその分全体的な料金が安くなります。
また、事業規模が拡大していった場合も、価格的なメリットが生じるでしょう。

 

そのため、パッケージ型の介護ソフトは比較的規模が大きい事業所が選択することが多くなっています。
また、パッケージ型の中には一括での支払いではなく、分割払いやリース契約での使用が可能なものもあります。

 

分割払いやリースであれば、実質月額料金と同じように使うことができるでしょう。
そうなれば、あまり初期費用をかけたくない中小規模の事業所でも利用しやすくなります。
ただし、本当の月額料金のもの(いわゆる、一般的なサブスク)とは違い、途中解約が難しいこともあるので注意してください。

 

また、パッケージ型のソフトのほとんどは、国保連伝送のためのソフトが別途必要になります。
そのため、パッケージソフト代だけで利用できるということはないでしょう。

 

そういったソフトがない場合、ソフトの有料オプションや代行サービスなどで対応しているソフトもあるので、それらのソフトを選んでサービスに申し込むようにしましょう。
料金・費用を考える場合は、その点まで含めて考えてください。

 

クラウド(ASP)型の介護ソフトの場合

介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

 

クラウド型はパッケージ型と違い、介護ソフトの導入時にかかる費用は少額、もしくは全くかからないことがあります。
その代わり、毎月利用料金がかかるのです。

 

利用料金は、その施設の利用者数や使用する機能によって異なってきます。
そのため、大規模な施設の方が料金は高額になり、小規模であれば少額で利用することができます。

 

使用する機能を必要最低限のものにすれば、毎月の料金も抑えることができるでしょう。
そのため、小規模な事業所であってもコストを抑えて導入することができ、使いやすいのです。

 

事業を立ち上げたばかりのときは、なるべく費用を抑えたいと思うでしょう。
初期コストを抑えるためには、クラウド(ASP)型の介護ソフトを導入することをおすすめします。

 

具体的な費用の計算方法

介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

 

では、介護ソフトにかかる費用を比較するにはどうしたらいいのでしょうか?
パッケージ型とクラウド(ASP)型では、料金や費用の掛かり方が異なるため、単純な比較はしにくいでしょう。
そういった時は、クラウド(ASP)型にかかる料金がいつパッケージ型を超えるか、という比較をすると計算しやすくなります。

 

例えば、パッケージ型の場合は初期費用が500,000円、保守費用が年間35,000円かかるとします。
それに対してクラウド(ASP)型は、利用料金が月額30,000円として計算します。

 

1年間利用した場合、パッケージ型にかかる費用は初期費用と年間の保守費用の合計で、535,000円です。
それに対して、クラウド(ASP)型の場合、年間で360,000円かかります。

 

この時点での差額は175,000円なので、クラウド(ASP)型が月額30,000円ずつ支払うと6カ月後には、その差額を超えます。
つまり、18カ月目にはクラウド(ASP)型のほうがパッケージ型よりも高くなるのです。

 

ただし、パッケージ版にはこれ以外にもいくつかの費用が掛かることはあります。
国保連伝送用ソフトが別途必要になることもあり、それ以外に介護保険法の改正があればそれに伴って更新をする必要があるため、その場合も費用が発生します。

 

そのため、パッケージ版の場合は初期費用や保守費用の他に、別途発生する費用や臨時でかかる費用がどのくらいになるのかを考えておかなくてはいけません。
その点も踏まえて、比較検討しましょう。

 

同一のソフトを長く利用するのであれば、ある程度長い期間で費用を計算してみましょう。
多くの場合、3年から5年ほど利用することになるので、それを目安に総額の費用を月額換算してみると、比較検討がやりやすいでしょう。

 

その他の費用

介護ソフトの料金・費用はどれぐらい?

 

パッケージ型を導入する際の形態には、大きく分けて2つあります。
1つは、パソコン1台にだけインストールして使用する、スタンドアローン型です。
そして、もう1つはサーバーを設置して、複数のパソコン間でデータを共有しながら使用するクライアントサーバー型です。

 

小規模の事業所であれば、スタンドアローン型でもいいでしょう。
セキュリティ面でも優秀で、別途サーバーを設置するための費用もかかりません。
その代わり、作業のできるパソコンは1台しかないので、入力するデータ量が増えると大変でしょう。

 

事業規模が大きくなると、データ入力も複数人で手分けして行わないと間に合わなくなるでしょう。
そういった場合は、クライアントサーバー型にしたほうがいいでしょう。

 

クライアントサーバー型であれば、同時に複数のスタッフがそれぞれのパソコン間でデータ共有をしながらソフトを利用できるので、同時進行で入力作業を進めていくことができます。

 

また、介護ソフトはパソコンに限らず、スマホやタブレットでも使用することができます。
その場合は、端末を購入する必要もあるでしょう。

 

介護ソフトの導入については、介護ソフトの価格などをチェックすることは当然ですが、現在の設備が介護ソフトを活用できるものかどうかを確認し、必要な点があればその費用についても考えなくてはいけません。

 

そういった別にかかる料金や費用も考慮したうえで、どの介護ソフトがいいのかを比較検討してみましょう。
購入してから、追加費用がかかることになったということがないように、事前にしっかりと確認してください。

 

まとめ

介護ソフトは、介護業界において必要となるものですが、その料金についてはあまり把握していないという人もいます。
ソフトによってかかる費用は様々なので、事前の比較検討は重要です。
費用が安いのは基本的にパッケージタイプですが、クラウド(ASP)型であれば簡単に利用できるため、それぞれの利点なども踏まえたうえでどちらにするかを考えてみてください。

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